spacer
spacer

沖縄移住母子家庭

 
 
唯一の沖縄移住支援専門企業!圧倒的な信頼と実績で移住支援No.1 !!         ヘルプサイトマップ
沖縄移住計画支援センター
沖縄地域情報
spacer
沖縄移住支援センター 沖縄移住支援サポート 沖縄移住下見サービス サービスメニュー 沖縄の気候と暮らし 地域情報 移住の失敗とワナ お問合せ
spacer
ホーム >傷だらけの子供たち
spacer
実録!!傷だらけの子供たち
沖縄へ移住した母子が見た傷だらけの子供たち


                           ・第四話 真実と叫び



リサの荷物を確認させてもらう・・・ということに、この母親が同意するかどうかと思ったが、意外にもあっさり同意した。


「いいですよ、はっきりさせましょう!」


警官が「じゃあ僕らは外で・・・」と言うと、


「いいえ、立ち会ってください」


と言った。覚悟はできているように見えた。


リサはまだ喚いていたが、家の中にいるリサの姉たちももう黙っていられない!と言った感じで、口汚く怒鳴り散らしていた。


「さっさと証拠見せてやればいいんじゃん!」
「もういい加減にしろよ!」


いい加減にしてほしいのはこっちである。が、私は黙っていた。


じゃあ、といってリサが先頭に立って家の中に入っていって、それに私も警官も続いた。入ろうとするときに、リサの祖母がうなだれてダイニングテーブルに座っていた姿が視界に入り、一瞬だけ戸惑った。


「早く入って!証拠隠されたらどうしようもなくなってしまうから!」


警官が私の背中を突いて小声で囁きせっつかれ、はっと我に帰った。


リサが今日持っていたリュックを持ってくるように、と警官とリサ母が言い、奥の和室に通された。ベビー布団が隅に敷いてあって、赤ん坊のおもちゃがいくつかあるが、わりとこざっぱりと片付いている。それほど乱れた生活をしているようには見えなかった。


リサの姉(長女)がピクニックシートを敷き、その上に荷物をすべて出すように言ったが、リサはまだなんとかこの場を逃げ切ろうと足掻いていたようだが、もう言うとおりにする以外なかった。
リュックの中の荷物を、ひとつひとつまさぐり、タタミの上に置いていく・・
塾の宿題だろうと思われるプリント・・ペンケース・・・・・




私はこの期に及んでまだ愚かしいことを考えていた。
ここで証拠が出てこればお金も返してもらえるしラッキー!
証拠がでなければ、逆に訴えられる可能性アリ・・・だ・・。


今までの経験上、こういった手癖の悪い人間が、自宅に証拠を持ち帰る可能性は低いのではないか?と危惧していたのだ。状況証拠からして、リサが犯人(と言ってよいのかどうか随分悩んだが、解りやすくするためこう言わせてもらう)であることは間違いないが、証拠が出なければどうしようもできない・・・。
リサはまだ当時小学6年生で11歳、14歳未満の児童は、親の許可が得られない限り、厳しい取調べをすることができないのだ。


姉がその様子に相当イラついたようで、リサの手からリュックを引ったくりとりあげ、中身をザーーっとシートの上にぶちまけた・・瞬間、乱雑に重なったノートとプリントの間から、茶色のお札がひらりと舞った。
私も、警官も、リサの母親も姉たちも、それを見逃さなかった。


「なんだよ!この一万円札は!!!」


リサの母親が怒鳴った。
同時に目に入ったのは、可愛いキャラクターのポーチ、この年齢の女の子なら誰でも持っていそうな、小物だった。私の目は釘付けになった。警官もそれを見逃さなかった・・・。


「ちょっとこれ見せてね」


警官がさっと取り上げ、ファスナーを開けたら・・・


無造作に重ねたまま折りたたまれた一万円札が数十枚入っていた。
リサは・・・もう観念するしかなかったと思う。


「おーおーよくもまぁこれだけの大金盗ってここまで人を嘘つき呼ばわりできたもんだなぁ?この金は誰のだ?うん?」


警官は、それまでと違って途端に厳しい顔つきになり、言葉もきつくなった。リサはうつむいて黙っていた。


次の瞬間、長女とリサの母親が、リサに飛び掛り、髪をわしづかみにして引きずり回し、蹴り倒した。一瞬で私は悟った。


「こいつらは人を殴りなれている。日常的に暴力を振るっている!」と。


反射的に私はリサをかばい、抱きしめた。


「やめてください!殴らないで!」


ガスッ・・・・


鈍い音とともに、鈍い痛みがわき腹に走った・・・。
リサの姉がリサを蹴ろうとしていたのに、私が抱きかかえてしまったので勢いが止まらず、私のわき腹に思い切りケリが入ってしまったのだった。


リサの姉も母親も、一瞬フリーズしたが、逆切れして


「関係ないんだから引っ込んでて!こいつは殴って解らせなきゃだめなんだよ!どんなに言って聞かせても何一つ不自由させてないのに、手癖の悪さは治らない!他人のお金にまで手を出すなんて!!!」


私はリサ姉とリサ母に冷たい目を向けて、低い声で静かに言った。


「関係ないわけねえだろ?あたしは当事者なんだよ!被害者なんだよ!誰に向かってもの言ってんの?お前らこそふざけんなよ?」


めんどくさがりやの私が、一度怒ると手が付けられない状態になってしまうのは自分でもよくわかっていた。しかし、この場は少なくとも90%以上のパワーで立ち向かわなくてはいけないな、と判断した。


続く・・・・・・






・第一話 娘の友人と消えたお札  ・第二話 警察と現実への入口  ・第三話 開いた扉と戻らぬ時間


・第四話 真実と叫び         ・第五話 砕け散った心      ・最終話 次女の傷





・SNSミラクルで茶トランさんやこの様な沖縄で起きた実話をお聞きになりたい方は是非、ミラクルへご参加ください。(沖縄移住支援センタートップページ下より無料参加申請をしてください。)









会社概要プライバシーポリシー特定商取引に基づく表記リンクお問合せヘルプサイトマップ


ページトップ

copyright沖縄移住支援センターallrightsreserved
 
spacer